あなたの傘に
私たちはあなたの傘になれていますか
どしゃぶりの日に傘をさしかけてくれたのはいつもあなたでした
明日が見えない日も
不安に怯える日も
ただ黙って傘をさしてくれたのはあなたでした
あなたが一人で船をこぎ出すと決めたときでさえ
あなた自身が泣きたいくらいつらい日々でさえ
いつも大丈夫だよと笑ってそっと傘をさしかけてくれたから
冷たい雨に凍えることもなくずっと好きでいられたの
そんなあなたの傘になれていますか
私たちはあなたが唯々好きで、智を信じてひたすらについてきただけなのに・・
あなたの傘になれているとしたら、傘を濡らす雨さえ愛おしい
雨が嫌いなあなたを濡らさないように・・・
大きな大きな傘になってあなたを包みたい
ねえ智
シェルターにだって、太陽にだってなる
あなたがいつもそうしてくれたように
あなたを一瞬で捉えて離さなかった別世界で次に描く未来図が
嵐の夜に吹き飛ばされないように
夜道に迷わないように
唯々あなたが好きで
ずっと傍で同じ夢を見たくて
茨の道をゆく人をひたすらに信じてついてくだけだれど
それがあなたの力になるのなら何も惜しむものはないの
一緒に頂上へ連れていって
新しい色で描くその未来へ
ねえ智
ねえ・・好き


拍手レス(9/2分)は一両日中にこのページのコメント欄にて