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5→9 第1話レビュー 

『5→9 ~私に恋したお坊さん』 第1話

NYで仕事をすることを夢見る英会話講師潤子と、一見風変わりな僧侶高嶺が織りなすラブストーリーが始まりました。
法事でお経を読む高嶺が潤子から灰を被らされてしまうという最悪な出会いにも拘わらず、住職の薦めでお見合いをした相手、潤子に「おめでとうございます。あなたを私の妻にしてさしあげます。」と、唐突且つ上から目線のプロポーズ・・

そりゃ、断られますわね。イケメンでも。
お見合いは住職の薦めでしたが、英会話スクールへ入校したのは高嶺の意思ですから、高嶺が潤子に恋をしたのは見合いの席ということになるのかな。
蟹をまるで茶道でいう袱紗捌きのような、あるいは剣の燕返しのような優雅な手つきで身を取り出して潤子に差し出す所作が美しくもあり、滑稽でもあり。
その蟹の身をあまりに美味しそうに食べる潤子に恋してしまったのではないかと。

蟹を潤子の前では「嫌いではありません」と言いながら、住職に「蟹は美味しいですよね」と柱にぶつかる様子は天の邪鬼な子どものよう。
そう、恋とはいつも突然やってくるものなのです。理屈じゃなく、誰もその運命には抗うことができないもの。

「おめでとうございます」と潤子をよく知らないままのプロポーズと、スクールで英語でプのロポーズは全く意味が違います。
同じ上からでも新婚旅行はNY、クリスマスは写真くらいはOKだよと、より具体的に妥協点を探ってまでもと一途なまでに。

二人の英語のやり取りはさすがでしたね^^
ハイレベルVSハイレベルで、このシーンだけでも5→9にはこの二人が最高のキャスティングだったと納得させられます。

高嶺さまはなにせ「東京大学文学部思想学科インド哲学仏教学専修」ですから!
そして高嶺の中の人は英語の冠番組を持ってる方ですからね。

潤子にど冷たくあしらわれ、祖母には両家の娘との縁談を薦められ、諦めようと、その想いを断ち切ろうと滝修行もやってはみるけれど・・煩悩なお深し。
齢30で煩悩と根絶など、僧侶といえど難しいのですね。
私など不惑を疾うにすぎ知名の今なお高嶺さまの胸筋にときめくのですから♡いと素敵でございました♡

誕生日にクレーム処理に山奥まで出向いた潤子、マダムたちに嫌味を言われ、ヒールは折れ、バスは行ってしまい、雨までも・・
惨めで孤独で泣きたい誕生日

「遅くなりました」
そこへ現れたのは王子ではなく袈裟姿の高嶺。嫌ってるはずの人。
「おめでとうございます。」
誕生日にそれだけを言いたくて、潤子に会いたくて。

潤子を抱きしめる高嶺が切なくて、苦しそうでキュンとするシーンでした。
キスは果たせなかったけれど、駆け付けてくれた高嶺の優しさと薔薇のサプライズは潤子にも届いたよう・・

監禁するまでは。
「あなたに会ってから私はおかしい」
重症のようです高嶺さま。
わたくしならあなたに監禁されるのなら本望ですが・・。

登場人物が多く、これからいろんな男女の恋愛が交差していくと思われますが、複雑になるので(汗)私のレビューは高嶺と潤子に絞っていきたいと思います。

高嶺さん、純粋すぎますね^^
私の地元のローカル放送で月9の現場潜入があったのですが平野監督が
「高嶺が不器用ながらも、一生懸命潤子に向かっていく様が可愛くもあり、切なくもあり、ちょっとストーカーっぽいところもあるんですが、ハンサムが演じればストーカーにはならないなと改めて思いました」と。

監督の言葉どおり、不器用な高嶺が可愛く、切ない第1話でした。


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智クン♡素敵な薔薇の花束をありがとう♡
まったく粋なことやる男ね~また惚れちゃうでしょ?
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