アルジャーノンに花束を 第4話レビュー
おりこおになつたらぱぱよろこぶでしよう
ままもきつといいこいいこしてくれるでしよう
「アルジャーノンに花束を」第4話
「僕お利口になりました?」
野球を教えてくれた父へ、
咲人にも輝けることがきっとあると言ってくれた父へ
たくさんのことを教えてくれた父へ、何もできなかった自分の成長を喜んでほしくて
そしてやっぱり母に愛されたくて。
術後1週間の知能テストではまだ効果は表れていない。
アダムとイブ・・・
もちろん博士には明確な意図がある。
咲人の嫉妬心を煽り、男性としての本能を目覚めさせ脳を活性化させるという。
「別の男」「博士が遥香を奪う」
博士の言葉を反復しながら考える咲人の細かい目の動きが、すごい勢いで脳内で起こりつつある何かを教えてくれます。
本当に演技が繊細で、最早演技なのかも分からないくらい自然に混乱する咲人を表現していました。
なおも咲人を挑発する蜂須賀先生
「だめ!いやだ」
先生の思惑どおりの反応を示す咲人ですが、どうもこの先生は好きになれません(汗)
きっとみんなそうでしょうけど(汗)
それとは対照的に頭がいいことが素晴らしい、高尚なことが偉いという世の中に意義を唱え
「そのままで十分大丈夫だよって包んでやることが大事なんじゃないかって思うんですよね」とありのままを咲人を受け入れている花屋の社長。
咲人の最後の砦のような、温かいホームのようなこの社長にはいつも救われます。
咲人には明らかに変化が見えてきます。
今まで感じなかったものを感じる咲人が
「なんでみんなご馳走で、僕ルアー?」と疑問を抱き、さらには誘惑されて混乱する・・確実に覚醒が始まっているよう。
「愛という感情は突き詰めれば独占欲だ」
愛は利用できるという博士の言葉に考えを巡らす咲人の中で、「思考」が動き始め感情は高まり・・
「博士は遥香の愛を・・博士だめ博士悪い」回路がAからBに繋がるようにそれを理解した瞬間でした。
ドラマナビで智が「博士ずるい」というセリフを納得できずに監督と話し合って「博士悪い」に変更したシーンですね。
難しかったという4話だけに苦しんだ分どのシーンも素晴らしかった。
遥香の部屋の前で一夜を明かし冷たくなった身体で訴える
「博士だめ」
「遥香博士好き?博士は遥香の愛利用して傍においています。」
遥香に反発されてどうしていいのか分からない咲人の消え入るように寂しそうな顔がたまらなかった。
「僕お利口になったのに遥香の気もち分かりません。」
今までの子どものような泣き方とは違う涙がとても哀しく切ない。
手術して利口になったはずなのに、アルジャーノンのようになれないこと、野球も進歩せず、友達との関係も・・・
いろんな想いの中で苦しみジレンマの中にいる咲人ですが、それが知能が向上しているからだとまだ気付いていない。
目覚めつつあるからこその苦しみに泣くすべしか知らない咲人がただ愛おしくて仕方ありませんでした。
純粋な人の涙は美しく心打たれますね。
野球の試合
補欠の咲人に打たせてあげたいと肩を痛めたふりをするアニキのような檜山と、
「所詮草野球だし」とさりげなく優しいパスを出す柳川は、表現は違っても咲人に目をかけているのが分かりますね。
バッターボックスに立った咲人に起こった奇跡。
ボールの軌道を学習している?
覚醒し回路が繋がり父の言葉、母の言葉が頭を巡り、思考する咲人が別人のようでした。
そしてまたひたすらに美しいのでした。
快音と共に全身で喜びを表現する咲人
バットを持ったまま走る咲人が可愛かった^^
「神様ありがとう・・僕は僕は・・」
知能と引き換えに手放したもの
あるいは知能を手に入れたために新たにうまれたのも
目覚めは苦悩と喪失の始まり
これからの咲人を想うと切ない
←押してくれるとウレシイ
5/4より待望のラジオ始まりますね^^
Sound Tripper!
Mon.-Fri. 08:05 - 08:15 DJ: 山下智久
*拍手レス(5/1分)は本日中にこのページのコメント欄にて
ままもきつといいこいいこしてくれるでしよう
「アルジャーノンに花束を」第4話
「僕お利口になりました?」
野球を教えてくれた父へ、
咲人にも輝けることがきっとあると言ってくれた父へ
たくさんのことを教えてくれた父へ、何もできなかった自分の成長を喜んでほしくて
そしてやっぱり母に愛されたくて。
術後1週間の知能テストではまだ効果は表れていない。
アダムとイブ・・・
もちろん博士には明確な意図がある。
咲人の嫉妬心を煽り、男性としての本能を目覚めさせ脳を活性化させるという。
「別の男」「博士が遥香を奪う」
博士の言葉を反復しながら考える咲人の細かい目の動きが、すごい勢いで脳内で起こりつつある何かを教えてくれます。
本当に演技が繊細で、最早演技なのかも分からないくらい自然に混乱する咲人を表現していました。
なおも咲人を挑発する蜂須賀先生
「だめ!いやだ」
先生の思惑どおりの反応を示す咲人ですが、どうもこの先生は好きになれません(汗)
きっとみんなそうでしょうけど(汗)
それとは対照的に頭がいいことが素晴らしい、高尚なことが偉いという世の中に意義を唱え
「そのままで十分大丈夫だよって包んでやることが大事なんじゃないかって思うんですよね」とありのままを咲人を受け入れている花屋の社長。
咲人の最後の砦のような、温かいホームのようなこの社長にはいつも救われます。
咲人には明らかに変化が見えてきます。
今まで感じなかったものを感じる咲人が
「なんでみんなご馳走で、僕ルアー?」と疑問を抱き、さらには誘惑されて混乱する・・確実に覚醒が始まっているよう。
「愛という感情は突き詰めれば独占欲だ」
愛は利用できるという博士の言葉に考えを巡らす咲人の中で、「思考」が動き始め感情は高まり・・
「博士は遥香の愛を・・博士だめ博士悪い」回路がAからBに繋がるようにそれを理解した瞬間でした。
ドラマナビで智が「博士ずるい」というセリフを納得できずに監督と話し合って「博士悪い」に変更したシーンですね。
難しかったという4話だけに苦しんだ分どのシーンも素晴らしかった。
遥香の部屋の前で一夜を明かし冷たくなった身体で訴える
「博士だめ」
「遥香博士好き?博士は遥香の愛利用して傍においています。」
遥香に反発されてどうしていいのか分からない咲人の消え入るように寂しそうな顔がたまらなかった。
「僕お利口になったのに遥香の気もち分かりません。」
今までの子どものような泣き方とは違う涙がとても哀しく切ない。
手術して利口になったはずなのに、アルジャーノンのようになれないこと、野球も進歩せず、友達との関係も・・・
いろんな想いの中で苦しみジレンマの中にいる咲人ですが、それが知能が向上しているからだとまだ気付いていない。
目覚めつつあるからこその苦しみに泣くすべしか知らない咲人がただ愛おしくて仕方ありませんでした。
純粋な人の涙は美しく心打たれますね。
野球の試合
補欠の咲人に打たせてあげたいと肩を痛めたふりをするアニキのような檜山と、
「所詮草野球だし」とさりげなく優しいパスを出す柳川は、表現は違っても咲人に目をかけているのが分かりますね。
バッターボックスに立った咲人に起こった奇跡。
ボールの軌道を学習している?
覚醒し回路が繋がり父の言葉、母の言葉が頭を巡り、思考する咲人が別人のようでした。
そしてまたひたすらに美しいのでした。
快音と共に全身で喜びを表現する咲人
バットを持ったまま走る咲人が可愛かった^^
「神様ありがとう・・僕は僕は・・」
知能と引き換えに手放したもの
あるいは知能を手に入れたために新たにうまれたのも
目覚めは苦悩と喪失の始まり
これからの咲人を想うと切ない


5/4より待望のラジオ始まりますね^^
Sound Tripper!
Mon.-Fri. 08:05 - 08:15 DJ: 山下智久
*拍手レス(5/1分)は本日中にこのページのコメント欄にて
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