金田一耕助VS明智小五郎 レビュー
金田一耕助VS明智小五郎 レビュー

若き日の金田一とベテラン明智小五郎の対決・・
一見、対決にはなってないのだけれど、あんなオチが待っていたなんて。
こんな金田一は見たことない。
金田一といえば、ちょっとオジサンで小汚くていつも神妙な面持ちで・・
そんなイメージをいやとうほど擦り込まれてたから、智クンの金田一は実に新鮮でしたね。
下宿先の娘、たまちゃんとの軽妙なやりとり。
コロコロ変わる表情。
美人に弱くて、少々自信過剰。
そして美しくスタイリッシュな出で立ち。
若き日の金田一像を確立させましたね。
物語は大阪の薬問屋「鴇屋」の娘、初恵が何者かに尾行されているということで金田一調査依頼を受けたことから始まる。
美人に弱い金田一はもちろん初恵に一目ぼれ。とてもわかりやすい(笑)
探偵ですが、カムフラなどとてもできそうにない金田一さんです。
本家と元祖の確執。その両家にまつわる話を聞いたあと・・
寝転んで「これは面白くなってきたぁ」とニヤケる金田一から、音吉におどろいて悲鳴を上げる金田一、「ちょっと発生練習をね。ハーアー」とキョどる金田一
最高です(笑)
そして誘拐事件目撃したことから物語は展開していきます。
正確には「目撃させられた」のだけれど・・。
目撃させられたことで新聞記事になり、明智さんの興味を引くことにも。
とにかく金田一のセリフがお茶目で楽しいし可愛いし、智クンこういうの巧いだんよね^^
もともと野ブタの彰や、黒崎の変装シーンなど、コミカルなシーンが得意な智クン。
クールキャラじゃない部分を久しぶりに観られました。
「金は用意した」の投げ文や、黒ずきん、手にあざのある男の出現で金田一はミスリードされていく・・
そこへ現れヒントを残していく記者に扮した明智さん・・
「店を一つにしましょう」と涙ながらに訴える初恵・・
事件を撹乱されては推理を変えていく金田一ですが、畳を転げまわる考察スタイルが可愛かったぁ♡
神社の境内で記者に扮した明智さんとやり取りする金田一さんは、探偵さん?って聞きたくなるくらい妖艶で美しかったです。
推理はいいとこを突いているのだれど・・詰めが甘くなってしまうのは・・
「金田一さん、私も東京へ連れていってください」と涙を見せる初恵のせいでしょうか。
「喜一郎犯人説」の推理を残して東京に帰ってしまう金田一ですが・・
「さっきの推理は間違ってました」と。
やられましたね(笑)
最後の謎解きの金田一さんの落ち着きと、キレのいい語り口。
どこか色気さえ漂ってました。
さすがに謎解きは長セリフも多く引き込まれましたね。
本家と元祖をそっくり入れ替えるというトリックにはビックリでしたけど(笑)
綺麗な女は怖いです。初恵は初恵なりに重荷を抱えていたとしても。
「あなたは決して一人じゃなかった」この言葉・・
本物の金田一に言わせてほしかったですが、なんせまだ駆け出しの探偵ゆえ(汗)
明智さん、お見事でしたぁ。
「金田一耕助VS明智小五郎」は明智さんの勝ちってことですね~。。
この若き日の金田一に関しては、若い駆け出しの探偵ってことですから、智クンの軽快で若さ溢れる演じ方が嵌っていた思います。
重厚な人間性とか、完成された推理などはむしろ不要なんです。
成熟されてない推理や人間的にも完成されていない青年、金田一耕助だからこそ面白い。
犯人側にはミスリードされ、明智さんにはヒントを与えられる、その中で懸命に推理し、初恵に想いを寄せながらも彼女のことを想い去って行く。
青年探偵さん、素敵でした。
東京へ戻った金田一さん・・可愛かったね♡
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若き日の金田一とベテラン明智小五郎の対決・・
一見、対決にはなってないのだけれど、あんなオチが待っていたなんて。
こんな金田一は見たことない。
金田一といえば、ちょっとオジサンで小汚くていつも神妙な面持ちで・・
そんなイメージをいやとうほど擦り込まれてたから、智クンの金田一は実に新鮮でしたね。
下宿先の娘、たまちゃんとの軽妙なやりとり。
コロコロ変わる表情。
美人に弱くて、少々自信過剰。
そして美しくスタイリッシュな出で立ち。
若き日の金田一像を確立させましたね。
物語は大阪の薬問屋「鴇屋」の娘、初恵が何者かに尾行されているということで金田一調査依頼を受けたことから始まる。
美人に弱い金田一はもちろん初恵に一目ぼれ。とてもわかりやすい(笑)
探偵ですが、カムフラなどとてもできそうにない金田一さんです。
本家と元祖の確執。その両家にまつわる話を聞いたあと・・
寝転んで「これは面白くなってきたぁ」とニヤケる金田一から、音吉におどろいて悲鳴を上げる金田一、「ちょっと発生練習をね。ハーアー」とキョどる金田一
最高です(笑)
そして誘拐事件目撃したことから物語は展開していきます。
正確には「目撃させられた」のだけれど・・。
目撃させられたことで新聞記事になり、明智さんの興味を引くことにも。
とにかく金田一のセリフがお茶目で楽しいし可愛いし、智クンこういうの巧いだんよね^^
もともと野ブタの彰や、黒崎の変装シーンなど、コミカルなシーンが得意な智クン。
クールキャラじゃない部分を久しぶりに観られました。
「金は用意した」の投げ文や、黒ずきん、手にあざのある男の出現で金田一はミスリードされていく・・
そこへ現れヒントを残していく記者に扮した明智さん・・
「店を一つにしましょう」と涙ながらに訴える初恵・・
事件を撹乱されては推理を変えていく金田一ですが、畳を転げまわる考察スタイルが可愛かったぁ♡
神社の境内で記者に扮した明智さんとやり取りする金田一さんは、探偵さん?って聞きたくなるくらい妖艶で美しかったです。
推理はいいとこを突いているのだれど・・詰めが甘くなってしまうのは・・
「金田一さん、私も東京へ連れていってください」と涙を見せる初恵のせいでしょうか。
「喜一郎犯人説」の推理を残して東京に帰ってしまう金田一ですが・・
「さっきの推理は間違ってました」と。
やられましたね(笑)
最後の謎解きの金田一さんの落ち着きと、キレのいい語り口。
どこか色気さえ漂ってました。
さすがに謎解きは長セリフも多く引き込まれましたね。
本家と元祖をそっくり入れ替えるというトリックにはビックリでしたけど(笑)
綺麗な女は怖いです。初恵は初恵なりに重荷を抱えていたとしても。
「あなたは決して一人じゃなかった」この言葉・・
本物の金田一に言わせてほしかったですが、なんせまだ駆け出しの探偵ゆえ(汗)
明智さん、お見事でしたぁ。
「金田一耕助VS明智小五郎」は明智さんの勝ちってことですね~。。
この若き日の金田一に関しては、若い駆け出しの探偵ってことですから、智クンの軽快で若さ溢れる演じ方が嵌っていた思います。
重厚な人間性とか、完成された推理などはむしろ不要なんです。
成熟されてない推理や人間的にも完成されていない青年、金田一耕助だからこそ面白い。
犯人側にはミスリードされ、明智さんにはヒントを与えられる、その中で懸命に推理し、初恵に想いを寄せながらも彼女のことを想い去って行く。
青年探偵さん、素敵でした。
東京へ戻った金田一さん・・可愛かったね♡
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