コードブルー2 第4話
自らが生きた今が、明日には過去の思い出となる。
つまり過去とは自分の生きた証だ
辛い過去も過ぎてしまえば いつか思い出と呼べる日が来るのでしょうか・・・
コードブルー2 第4話 「過ぎし日」
いろいろ明らかになってきましたね。
1話で橘先生が藍沢に、結果が分かっていながら低体温の子どもを蘇生させたこと・・・。
同じようなことを西条先生に指示されて体験してたのね・・・。
24週の超未熟児・・・助かる可能性のない赤ちゃんの挿管。
西条先生に言った「おかげで医者になれましたよ」ってうのは「患者を練習台にして医者になれた」ということを言いたかったのかな。。
あるいは「患者に感情移入しない医者になれた」とか?
ふと1st seasonの3話の黒田先生と藍沢の会話を思い出しました。
「患者はな お前の練習台じゃない」
「きれいごと言わないでください。先生だって散々切りまくってきたんでしょ。外科医は練習がすべて」
「すきにやれ。ただし賭けには勝ち続けろ。患者の死はな医者の人生を変える」
かつては藍沢も自分の腕を磨くためにそうやってきたのだけれど、黒田先生と出会って確実に変わっていきましたね。
そんな藍沢せんせが担当したのは若い未婚の妊婦。
「手、握って」
はぁ?←大人げないわねぇ。
橘先生の「握ってやれよ」ってニヤリとするところが巧いよね。
藍沢せんせの、クールな表情をピクリとも動かさず、チョ~硬派なところが素敵です。
いつかそのクールなせんせをフニャっとさせてみたいわ
妊娠24週・・・橘先生の顔が変わりました。
しかしあの若い妊婦。子どもを産む気も育てる気もなさそうでしたが・・・
「ここさ、あれないの?赤ちゃんポスト」
「ない」
「まじで?ヘリあんのに?」
「とにかく親に連絡する」
妊婦のハイテンションな質問に、答える藍沢の短く素っ気ない返事がまたカッコいいの~
「先生さ、顔よくって、頭よくって、人生超ラッキーって感じっしょ?」
やっぱり顔はいいって設定なのねナースがキャーキャー言わないのが不思議←そういうドラマじゃないから
「フッ・・・・ラッキーか・・」
このフッと息を漏らしたときの、藍沢せんせの孤独な影を引きずる横顔がとても綺麗でした。
破水して24週で早産・・・
ここが一番の見せ場になるのかと思ったら、端折られてしまいましたね
緊急救命がこのドラマの根幹だと思うんだけど・・・
4話は徹底的に過去にこだわるみたい(笑)
でもこのあとの藍沢と妊婦(木島さん)との流れはよかったなぁ。
子どもが助かったことに喜びも感じない木島さんに
「いいよ見なくて。おまえみたいな親ならいらない。子どもは産み落とされればひとりでも生きていくんだ」
そう言ったときの硬い表情と、
保育器の中の赤ちゃんに聴診器を当てるときの優しいタッチや、静かな表情が対照的です。
「ボクは・・いい子?」
哀しく寂しい藍沢せんせの過去。
どれほどの孤独感に耐えてきたのだろう・・・。
そう思うと、切なくて、とても悲しくて。
「俺には両親がいない。でも親が欲しいと思ったことは一度もない。一人でも生きていけるんだ・・・人は。」
「この子は生きようとしてるんだ。たった一人で」
この小さな命に藍沢が託したものは強さかも知れないね。
保育器のガラス越しに映る藍沢せんせが、切ないくらいに美しかった。
全然押し付けじゃなく、淡々と語るからこそ、あの新前ママの母性を引き出すことができたのかな。。
一瞬だけせんせの表情がほころびましたね^^
「運動会は少しムリしてでも行ってやってくれ・・・」のくだりでもうボロボロでした。
それにしても橘先生を変えてしまったのは何だったんでしょうね。
5日目に亡くなった赤ちゃんに号泣する姿・・・
西条先生と橘先生。そしてもちろん三井先生もまだ何かありそうです。
そして藍沢はさらに、辛い過去を知ることに・・・
藍沢せんせの苦悩に満ちた美しいお顔はまだ見れそうですね
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寒かったでしょ。
その宙に浮かんだ白い息を、手のひらで・・・そっとすくってみたいな。